ウラジロチチコグサに産卵する、ヒメアカタテハ。 |
ウラジロチチコグサは、チチコグサの仲間。
多年草で、南アメリカ原産の帰化植物です。
いろいろと探しましたが、ウラジロチチコグサが、
ヒメアカタテハの食草とはなかったのでアップしました。
食草の近縁種であれば、産卵に支障がないのでしょうか…。
ヒメアカタテハは、畑にあるウラジロチチコグサだけを探して、産卵していました。
近くにあるヨモギには、全く見向きもしません。とても不思議な光景でした。
産卵をするヒメアカタテハは、ウラジロチチコグサにロックオンされたように見えました。
ウラジロチチコグサが、何かフェロモンを出しているんでしょうか?
▼写真1 2016年6月11日 撮影
ウラジロチチコグサに産卵する、ヒメアカタテハ。
▼写真2 2016年6月11日 撮影
産卵の行動は、とても早い。
近づいて撮影するタイミングに苦労しました。カメラマン泣かせです。
▼写真3 2016年6月11日 撮影
腹部を曲げて産卵していますが、横に回り込む時間を与えてくれません。
▼写真4 2016年6月11日 撮影
産卵を小休止する、ヒメアカタテハ。立て続けに10回ほど産卵した後の休憩です。
ヨモギには見向きもせずにこちらに産卵するという習性は面白いですね。
汎世界種だから、必ずしもヨモギがベストの食草とは限らないのでしょうか。
以前、ヒメアカタテハの産卵を撮影しましたが、
その時はヨモギに産卵していました。
タイミングなのか、たまたまなのか、分かりません。
また、面白い情報があれば、ご紹介したいと思います。