ルリシジミの低空飛行。 |
暖かくなり、里山の山道でルリシジミをよく見かける。
面白いのは、ルリシジミが地面を這うように飛び続けていること。
地面から3~5㎝ほどの高さをランダムに飛び続けている。
よくよく観察していると、地面に落ちている鳥のフンを探している様子。
白くなった鳥のフンを見つけると、鳥のフンに降りて吸汁をし始めた。
鳥のフンは、白い部分が尿酸で非水溶性のため、乾燥すると白く固まる。
ルリシジミは、この尿酸を求めている。ルリシジミのパワーの源になっている。
飛んでいる様子から判断すると、白いものが目印になるようだ。
だから、白い石を見つけると、鳥のフンと思い近づいていく。
でも、鳥のフンでないと気付くと、そのままスルーする。
▼写真1 2016年3月21日 撮影
鳥のフンで吸汁するルリシジミ。尿酸を見つけ出した様子。
▼写真2 2016年3月17日 撮影
真新しい鳥のフンで吸汁するルリシジミ。
▼写真3 2016年3月17日 撮影
飛行しながら鳥のフン探しているルリシジミ。
▼写真4 2016年3月21日 撮影
翅の表側は、開翅することが少ないので、飛翔の時にしか見ることができない。